エクセル太郎です。
通常、エクセルの合計値を求める場合、列方向(縦)に合計することが多いと思います。
何故なら、同じ要素の項目を列方向(縦)に配置した方が何かと使いやすいからですね。
例えば、ピボットテーブルや、並び替え、データフィルター等は、列方向で基本データを扱います。(この辺りはまた、別の機会に。。)
しかし、何かの手違いか(笑)、或いは、そうせざるを得なかったのか、行方向(横)に同じ要素のデータが並んでいる場合の条件に合致する値の集計にも、SUMIF / SUMIFSが使えます。
先日、そのようなデータを集計する必要があるという人がいました。
本来なら、まず、データの作り方が違う!と一蹴したいところですが、既に1,000行以上のデータを作りこんでいたため、そのまま集計することにします。
横方向での条件付合計
対象Excelバージョン:2016 (2007以上)
B6にSUMIFで、B7にSUMIFSで集計しています。
A部門の人の売上を集計:
B6=SUMIF(B2:F2,”A部門”,B4:F4)
A部門かつ係長の売上を集計:
B7=SUMIFS(B4:F4,B2:F2,”A部門”,B3:F3,”係長”)
何のことはない、普通のSUMIF / SUMIFSの使い方と同じですね。笑
ということで、SUMIF / SUMIFSは行方向(横)集計にも使えると覚えておきましょう。
それでは、また。